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No.09
幻の秘薬・霊芝は現代人の切り札


    中国四千年の秘薬
霊芝は 万病に効く?!

 中国の古書にも、上薬(副作用がない)という漢方分類上最高の位が与えられている霊芝。以来、万病に効く薬として、王侯・貴族の間で珍重されてきました。日本に伝来してからも、中国と同様に高貴薬とされ、「幻の秘薬・さるのこしかけ」として長い間大衆化はなされませんでした。近年になって、霊芝の人工栽培が可能になり、最も人気のある健康食品の一つになったことはみなさんご存知の通りです。また、神秘のベールに包まれていた霊芝にも、同時に科学のメスが入り、効果のメカニズムも解明されつつあるのです。


    霊芝が高血圧の切り札といわれる理由
サラサラ血液が健康の源

 霊芝は、今、高血圧や生活習慣病の切り札として注目を集めています。それは、カラダの中に起こる異変を正常化することで、人が本来持っている自己治癒力を高める働きをするからです。健康を維持する上では、血液がサラサラと心臓に負担をかけずに身体の隅々まで流れることが不可欠。脂肪分の多い(高脂血症)ドロドロとした汚れた血液こそが、あらゆる病の源といっても過言ではありません。

 霊芝は、常に血液の汚れをきれいに、正常にします。例えば、血栓ができる状態では血栓を防ぎ、出血しやすい状態では、逆に血液凝固作用を高めてくれます。血圧ならば、高いものは下げ、低いものは上げて正常に維持するのです。 つまり、霊芝には、カラダの悪いところを治すだけでなく、体質を改善し、予防にも驚くべき力を発揮するのです。西洋医学的アプローチでは、病因がわからなく無理とされる高血圧の根本治療や予防も、カラダ全体のバランスを正常にすることで可能となるのです。


    40歳以上の4人に1人が高血圧
高血圧は静かな殺し屋(サイレントキラー)

 

 現在、40歳以上の人の約4人に1人が高血圧症といわれています。自覚症状がほとんど無く、積極的に治療しない人も多いのですが、そのまま放置しておくと、動脈硬化の進行を早め、心筋梗塞・脳卒中・腎臓病などを引き起こし、ついには死に至ることもあるのです。高血圧のことを別名「サイレントキラー(静かな殺し屋)」と呼ぶのはそのためです。

 高血圧症には、2次性高血圧と本態性 高血圧があります。西洋医学的にみると、2次性は、病因がハッキリとしたもので根本治療が可能。本態性は、病因が特定できずに根本治療が難しいとされ、高血圧症の方全体の95%がこの本態性高血圧なのです。

 

 

 

 

 

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