１ 細胞賦活作用
 細胞膜の主な構成物質、“善玉コレステロール”の発育を促進させ、細胞をイキイキさせます。
疲労・老化防止・肝炎・放射線治療の副作用緩和など
２ 免疫強化作用
スクワレンは、リンパ節・骨髄・副腎・肝臓などの免疫担当細胞に多く分布し、生体防御を高めるとともに、私たちの身体を守る防衛力、つまり免疫機構の主役であるTリンパ球・Bリンパ球・マクロファージの活性を促進します。
ガン予防・カゼなど
３ 鎮痛作用
漢方では『鮫玉』という生薬として使用されているように、スクアレンは、痛み、痒み、火傷の特効薬となります。
胃炎・胃潰瘍など
４ 殺菌作用
 スクアレンの分子「テルペン属」が殺菌作用をもつことは古くから知られています。大腸菌、赤痢菌、緑膿菌、黄色ブドウ球菌、溶血性連鎖球菌、鷲口瘡カンジダ菌に対して、その発育を完全に阻止します。
水虫・肺炎・結核の予防など
５ 浄化作用
カラダの中で、ビタミンや酵素を破壊する有害脂肪・過酸化脂質ができるのを防止します。また、酸素不足のところへ酸素を供給する働きもします。
動脈硬化・血栓予防など
６ 浸透作用
スクアレンは、1秒間に2㎜という驚異的な速さで浸透していきます。そのため、体内にすばやく吸収されたうえ、他の栄養素の吸収も早めるので、併用薬の効果も増大させます。
美肌・ヤケド・水虫など |
健康補助食品素材や美容素材としても人気の高いスクワレンは、深海鮫の肝臓からとれる油（肝油）のエキス。トウモロコシや人間の皮脂にも極微量に含まれていますが、酸素量が少ない深海に棲む鮫の肝臓に最も多量に含まれ、主に細胞に酸素を供給するはたらきをします。水深1000メートルの過酷な世界に生きる深海鮫は、内臓が体全体の3分の1もあり、しかも、その七割が肝臓。そして、その肝臓に含まれる肝油の多くの部分がスクワレンなのです。超高圧の酸欠環境に耐えうる鮫たちの強い生命力の源。それが、スクワレンを含む深海鮫肝油なのです。
｢酸欠は万病の源｣と言ったのは、かの野口英世博士でした。この言葉にあるように､現代病の根本的な原因は、細胞の酸欠にあると考えられています。新陳代謝と細胞分裂を繰り返す細胞が酸欠を起してしまうと、その機能が低下し、そこから様々な病気へと発展していってしまうといわけです。カラダの中にある 60兆個の細胞は、一つ一つが呼吸をしています。ですから、カラダに十分な酸素の供給をすることができれば、健康な細胞を作り、あらゆる病気の予防にもなるのです。
