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No.07
徹底分析! ニンニクパワーの秘密


    ニンニクの何がカラダに効くの?
あのニオイの素、アリシンの凄いパワー

 ニンニクは、古くから精のつく栄養源として、また、薬用成分を含む滋養強壮薬として広く利用されてきました。最近では、ニンニクの持つ幅広い効用に科学のメスが入れられ、コレステ口−ル低下作用、免疫機能の向上、そして、ガンの予防など、具体的な作用メカニズムが解き明かされつつあり、優れた健康補助食品素材としても注目を集めているのです。
 そうした効果の素になっているのが、ニンニクに含まれる「アリシン」という成分。ニンニクを、切ったり、潰したりすると、アリインという成分がアリーナーゼという酵素の攻撃を受けて、このアリシンに変化します。アリシンはニンニク特有の臭気の素である、イオウ化合物の中心的成分。つまり、ニンニクパワーの秘密は、あのニオイにあったというわけです。したがって、最近発売されている臭味を少なくした「無臭ニンニク」製品では、せっかくのアリシン効果が活用できないことになります。

 


    「アリシン」プラスαの複合効果!
アリシン+ビタミンB1=アリチアミン

 アリシンは、あの特有のニオイとともに体に取り入れられた後、様々な物質と結びついて複合効果を発揮します。例えば、アリシンとビタミンB1が結びつくと、様々な酵素機能を発揮する「アリチアミン」という物質に変化します。不足すると疲れがたまり、カラダの基本的な機能が失われてしまうことから、『生命のビタミン』と言われるビタミンB1ですが、アリチアミンは、体内によく吸収され、必要な時にB1として働いてくれる優れた物質なので、活性持続型B1とも呼ばれているのです。

「アリシン」プラスαのパワー 

  • アリシン+たんぱく質→消化吸収を助ける
  • アリシン+脂質→脂質アリシン
      (ビタミンEと同じ抗酸化作用をもつ)
  • アリシン+ビタミンB6→糖尿病予防
      (インシュリンの分泌促進)
  • アリシン+ミネラル→吸収を促進する
  • アリシン+加熱→アホエン
      (抗血小板作用や抗菌性)

 

病気の種類 作  用 病  名
(1)循環器系 血行を良くして血管がつまらないようにする。 高血圧性心疾患
心筋梗塞・高脂血症
動脈硬化・脳梗塞
(2)消化器系 胃腸の働きを正しくして食欲を増進させる。 消化不良・胃潰瘍
食欲不振・便秘
下痢・痔疾・腹痛
(3)呼吸器系 病原菌を殺したり、炎症をおさえる。 気管支炎・肺結核
喘息・カゼ・咽頭炎
息切れ
(4)精神・神経系 自律神経の働きを正常化し、ストレスを緩和する。 頭痛・不眠・耳鳴り
のぼせ・自律神経失調症
冷え性
(5)運動器官系 筋肉の血行を良くし、カラダを温める。 肩こり、腰痛、関節痛
筋肉痛・坐骨神経痛
(6)皮膚系 雑菌を殺し、皮膚の細胞を活性化させる。 水虫、いんきん
たむし、湿疹
アトピー性皮膚炎
(7)内分泌系 ホルモン分泌を盛んにしたり、調整したりする。 更年期障害、甲状腺ホルモン、 卵巣ホルモンなどの分泌異常
(8)その他(慢性疾患・老化・ガンなど) 自分のカラダに備わっている自然治癒力を強化する。 疲労回復・体力増強
体質改善・老化防止
ガン予防

 

 

 

 

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